2025.04.18 (更新日:2025.04.18)
北海道余市町の魅力を紹介|旅行も移住にもおすすめのヨコノリタウン

NHK朝ドラ「マッサン」の放送を機に一気に全国区となった「北海道余市町」、美食家が集まるグルメタウン、NFTなどトークンを活用したWeb3(ウェブスリー)タウンとして進化を遂げています。そして、今回は新たな余市町の魅力として紹介したいのが、横乗りができる街であることです。
余市町は日本海に面しておりサーフィンやSUPができるほか、街にスキー場自体はなくても後志エリアのスキー場へのアクセスが良いので横乗りする拠点として魅力的な街です。
旅行・居住の観点から横乗り拠点として余市町の魅力を紹介していきます。
目次
「余市」ヨコノリタウンスコア【13点/30点】

ヨコノリタウンでは、①ヨコノリ ②旅行 ③居住 の観点から6つの指標を軸にスコアリングしています。
<ヨコノリタウンスコア>
5点満点/指標 × 6指標 = 30点満点
街の変化とともにスコアの数値も変動していきますので、変化にもご注目ください。
【ヨコノリ】スコア:2点
余市町で横乗りができる環境は、海と川です。サーフィンはじめボディボードやウインドサーフィンのほか、SUP(SUPサーフィン含む)が楽しめます。
スノーボードやスケートボードは、となり町の小樽・赤井川・仁木、1時間ちょっとで行けるニセコやルスツで楽しめます。
余市町自体では横乗りできる環境に制限があるため2点としていますが、複数のスキー場など余市町以外での横乗りを楽しみたい方にとってはハブ拠点として好立地な街です。
【食べる】スコア:3点
ウイスキーの産地そして昨今ワインづくりが盛んなことはご存知の通り、余市町の食材を活かしたオシャレで美味しいお店も年々増え、余市町が目指す「美酒美食の街」として国内外から観光客・移住者が増えています。
お店の数とバリエーションの少なさ、そして営業時間が短く営業日が少ないことが気になるところ…4点よりの3点としています。
【泊まる】スコア:2点
昔からある温泉宿泊施設のほか、昨今の観光客増加に合わせてリノベーションしたホテルや民泊が増えています。
ワイナリーやレストランに併設した多目的なホテル、コミュニティを軸とした体験型宿泊施設、グランピングなど多種多様の宿泊施設があります。
ただ…食べるスコアと同様に施設数の少なさを考慮して2点としています。
【遊ぶ】スコア:2点
余市町のシンボルであるニッカウイスキーの蒸留所やローソク岩、冬以外の期間はフルーツ(果物)狩りが楽しめます。サーフィンやSUPをしなくても、晴れた日の海水浴や早朝夕方のビーチ散歩は最高に気持ちがイイです。
遊べる場所は季節限定が多いためスコアを2点としていますが、ファミリーで遊べる大きな公園やスカイダイビングなど穴場のスポットやアクティビティもあります。
【住む】スコア:2点
余市町内に住んでも、サーフィン・スノーボードなど横乗りするには車移動が必要になること、物件数に限りがあることで2点としています。
築年数10年以内の賃貸マンションやアパートは駅近周辺に多く、海から徒歩10分圏内になると築年数30年弱と古くなる傾向があります。賃貸マンションやアパートは一人〜三人ほどの広さの物件が多く、家賃は新築でも月8万円程で隣町の小樽よりも安い相場です。そして、駐車場も数千円と嬉しい価格設定となっています。
一戸建ての賃貸や中古物件もありますが、マンションやアパート同様に数は多くないので、お宝物件を見つけるために逐一チェックしておきましょう。
【働く】スコア:2点
余市町の気候と立地は、多くの余市産食材を育んでいます。フルーツ・ワイン用ぶどうそして野菜、昨今はウニの養殖も盛んです。
農業・漁業・林業を希望する方は、理想の仕事と出会えるかもしれません。新規就農支援もあるため、これから農家を始める方にとっても余市町は魅力的な街のひとつでしょう。
とはいえ、余市町内ほか近隣エリアを含めても職業の選択肢が限られるため2点としてます。
余市の立地紹介とアクセス方法

小樽から余市まで高速が延伸したことにより、車だと札幌から約1時間で着きます。札幌方面からお越しのサーファーや観光客の方も朝起きてから行く判断もできる距離です。
余市を拠点とした場合は、小樽・ニセコ・積丹へ30分〜1時間半で行くことができます。バスや電車もありますが、荷物が多いスノーボーダーや観光客にとっては乗り換えの手間と時間を考えるとやっぱり車移動がおすすめです。ただ、ローカル線の景色はたまりません。
アクセス方法まとめ

札幌から余市
・車 :高速道路を利用して約1時間
・電車:最短1時間21分(小樽駅で乗り換え)
・バス:約2時間弱(札幌駅バスターミナル 〜 余市駅)
小樽から余市
・車 :国道5号線で約30分
・電車:約25分
・バス:約33分(小樽駅前 〜 余市駅)
余市からニセコ
・車 :国道5号線で約1時間
・電車:約1時間半(倶知安駅で乗り換え)
・バス:約1時間半(余市駅前十字街〜ニセコ駅前)
余市から積丹(美国)
・車 :約30分
・バス:約50分〜1時間20分(余市駅前十字街〜美国)
近郊エリアのハブ拠点となる余市の【ヨコノリシーズン】

余市町にはスキー場やスケートパークはないですが、となり町の小樽はじめ近郊の街にあるので、基本的には小樽と同様のシーズンとなります。
秋〜冬はサーフ&スノー、春〜夏はSUP中心に楽しめるシーズンで、春夏秋冬で横乗りを楽しめるヨコノリタウンでありハブ拠点としての魅力高い街です。
サーフィン/SUP

サーフィンは、小樽と同様に西高東低の冬型の気圧配置のときに波が発生します。ダンパーが多いですが、波選びと高速アップスを駆使してインサイドまで長〜く乗ることもできます。
ビーチブレイクなので初心者も練習しやすいですが、ハイシーズンは激混みになるので、初心者の方はブレイクポイントから離れて練習しましょう。
また駐車場が小さいので複数で向かう場合は、1台で相乗りして行くようにお願いします。帰りの車内で仲間たちとアフタートークも楽しみましょう。
SUPは、積丹ブルーのような透明度高い水質が綺麗な余市ブルーの海で堪能できます。また海のほかに川でもできます。ニッカや桜並木を眺めながらするSUPは、余市ではないと味わえない期間限定の絶景です。
スノーボード

スノーボードは、冒頭でお伝えしたように余市町にはスキー場がありません…しかし、余市町近郊には15分〜1時間半圏内になんと17箇所のスキー場があるんです。
以下、余市中心街から各スキー場まで車での移動時間です。
- 【15分】仁木町民スキー場 ※25-26シーズンより再開
- 【25分】小樽天狗山スキー場
- 【30分】朝里川温泉スキー場 ※高速使用
- 【40分】オーンズ ※高速使用
- 【45分】キロロリゾート
- 【50分】倶知安町旭ヶ丘スキー場
- 【55分】IWANAI RESORT(岩内リゾート)
- 【60分】ニセコHANAZONOリゾート
- 【60分】ニセコグランヒラフ
- 【60分】札幌国際スキー場 ※高速使用
- 【60分】さっぽろばんけいスキー場 ※高速使用
- 【70分】サッポロテイネ ※高速使用
- 【70分】札幌藻岩山スキー場 ※高速使用
- 【70分】ニセコビレッジスキーリゾート
- 【75分】ニセコモイワスキーリゾート
- 【75分】ニセコアンヌプリ国際スキー場
- 【85分】ルスツリゾート
その日の天候や予定に合わせて、近場のローカルゲレンデから大規模なスノーリゾートまで行くことができます。スキー場をハシゴするなんてこともできちゃいます。
特定のスキー場だけではなく複数のスキー場に行きたい方にとっては、なかなかない好立地な環境です。
余市のとなり町「小樽」にあるスキー場をチェックしたい方は、こちらの記事もご覧ください。
スケートボード

スノーボードと同様に、余市町にはスケートパークもありません…しかし、となり町の小樽・赤井川と1時間半圏内に計6箇所のスケートパークがあります。
以下、余市中心街から各スケートパークまで車での移動時間です。
- 【15分】Monk Camp Site – Skate Park Oteranpu –
- 【30分】アカイガワ・トモ・プレイパーク
- 【50分】LOWSTAR(ロウスター)
- 【60分】リズムベースニセコ(リズムジャパン)
- 【70分】36BOARDSニセコ(サブロクボード)
- 【75分】Powcom Park annupuri(パウカムパーク)
屋内外の施設があるので、天候やその日の滑りたいスタイルに合わせて選択できます。いずれも、ショップやカフェと併設しているパークなので、スケートボードをしない家族も一緒に楽しむことができます。ご家族は、自然の中でゆっくりとした時間を過ごすこともできるでしょう。
グルメタウン化する余市で【食べる/飲む】

昔から愛され続けるお店や新しいお店をジャンル別に紹介します。
寿司/海鮮/市場

日本海に面した余市でやっぱり外せない食べ物は「寿司」や「海鮮」ですよね。不動の人気店のほかに、ウニなど専門とするお店やファミリーでも行きやすいお店などバリエーションが多いジャンルの一つです。
営業時間が短いため、ランチや早めの晩ご飯にご利用することをおすすめします。
▼ 余市のおすすめ「寿司/海鮮/市場」
- 【寿司/海鮮】ファミリーすし ガーデンハウス
- 【寿司/海鮮】たけや
- 【寿司/海鮮】旬料 華勢
- 【寿司】回転寿司 余市番屋
- 【海鮮】うに専門店 世壱屋 余市実家店
- 【海鮮】うまいもん屋 余市店
- 【海鮮/市場】柿崎商店 海鮮工房
フルーツ(果物)/スイーツ

余市でもうひとつ外せない食材といえば「フルーツ(果物)」です。お馴染みのりんごの名産地であり、フルーツ街道という名のとおり多くの果樹園があります。
余市産フルーツ(果物)を使ったアップルパイの食べ比べは、余市ならではの美味しい体験です。
▼ 余市のおすすめ「フルーツ(果物)/スイーツ」
- 【アップルパイ】余市ワイナリーカフェ&レストラン
- 【アップルパイ】ニトリ観光果樹園
- 【アップルパイ】道の駅 スペース・アップルよいち
- 【ソフトクリーム】Hata no naka(はたのなか) ※春〜秋期間営業
- 【ジェラート】フルティコ 余市店
- 【スコーン】merci scone(メルシースコーン)
カフェ

オーシャンビューのお店や早朝から営業されているお店のほか、サーフボードやスノーボード、スケートボードが飾られているお店などヨコノリタウン余市に相応しいカフェが多いです。
サーフィンやSUPなど横乗りしたあとのモーニングやランチ、観光の合間に一息つきたいときにも重宝します。
▼ 余市のおすすめ「カフェ」
- 【通年営業】3Bird(スリーバード)
- 【通年営業】COFFEE STAND by shizuku(コーヒー スタンド バイ シズク)
- 【通年営業】cafe CoMo(カフェ コモ)
- 【春〜秋のみ営業】キキ
- 【春〜秋のみ営業】Wilderness coffee roasters(ウィルダネス コーヒー ロースター)
肉料理

余市町は海鮮を堪能できる街だけではありません。牛・豚・鶏そして鹿まで網羅し、あらゆる飲食店で多様な料理を提供しています。
となり町の小樽市民にも人気が高い精肉店もおすすめです。お店で肉を堪能するも良し、精肉店で購入し海水浴場や宿泊先でBBQしながら肉を堪能するのも余市ならではの楽しみ方です。
▼ 余市のおすすめ「肉料理」
- 【ステーキサンド】えぞうしカフェ
- 【ハンバーガー】Ebijin(エビジン)
- 【とんかつ】ワイン、ときどき豚
- 【焼鳥】がんがら
- 【精肉店】かねしち精肉店
定番から穴場まで余市を【遊ぶ】

自然豊かな余市町は、自然を軸としたスポーツや食体験など楽しめるアクティビティタウンです。
アクティビティ

余市といえば、やっぱり海と川は外せないでしょう。サーフィンはスクールやレンタルがないので初心者には不向きですが、SUPは熟練のガイドツアーがあるので心配ご無用です。
初心者はもちろんのこと、小学生以上のお子さんも安心・安全に楽しむことができます。余市ローカルガイドと余市で行っているおすすめガイドのSUPツアーを紹介します。
▼ 余市のおすすめ「アクティビティ」
- 【SUPツアー】LOCAL SUP HOKKAIDO(ローカルサップ北海道)
- 【SUPツアー】SUP Guide S.U.H(サップガイド スタンドアップホッカイドウ)
- 【SUPツアー】Ezo Nature ACT(エゾネイチャーアクト)
定番スポット

余市の観光名所そしてジャパニーズウィスキーの代表格「ニッカウィスキー」はやっぱり外せません。そして、小樽方面からみるとハワイのダイヤモンドヘッドを彷彿する「シリパ岬」は、2時間弱で誰でも歩ける巡回ルートがあります。ランチ後の軽い運動にもおすすめです。
お弁当やハンバーガー・コーヒーをテイクアウトして、海水浴場でまったり過ごすのもいいでしょう。うねりが入りづらく水質の綺麗な海水浴場なので、ファミリーにもおすすめです。
▼ 余市のおすすめ「定番スポット」
フルーツ(果物)狩り

フルーツタウンでもある余市町で忘れてはいけない体験は、やっぱり果物狩りでしょう。数多くの果物を育てている農園が多いので、アレルギー体質の方にとって選択肢が多いのは嬉しいところです。シーズンの果物と波予測のチェックはお忘れなく。
サーフィンやSUPしたあと家族と過ごす思い出にフルーツ狩りを、そして直売所も併設している農園が多いのでお家で待ってくれているお子さんやパートナーさんへのお土産にお立ち寄りください。
▼ 余市のおすすめ「フルーツ(果物)狩り」
穴場スポット

余市町には、あまり知られていない穴場スポットもあります。広大な芝生に子供が帰りたがらない遊具そして公園内にランチできるカフェも併設する円山公園や、ニッカウイスキー蒸留所ができる50年前(1883年)からある余市神社もおすすめです。
それぞれの場所では、お祭りなどイベントを開催してるので、定期的なチェックも忘れずに!
▼ 余市のおすすめ「穴場スポット」
目的に合わせて余市に【泊まる】

多種多様の新店が増えている飲食店と同じく、あらゆる目的に合わせたホテルなど宿泊施設も増えています。同じ街でも宿泊スタイルが変われば、また新しい楽しみを体感できるでしょう。
温泉やサウナを楽しみたい方

横乗りして疲れ切った身体を癒す、冷え切った身体を温めるには、温泉とサウナが最適です。海近オーシャンビューの温泉宿や本格的サウナホテルで心身を整えましょう。
▼余市のおすすめ「温泉やサウナのあるホテル」
- 【温泉&サウナ】VILLA(ヴィラ) つるかめ
- 【温泉&サウナ】ホテル水明閣
- 【サウナ】SAUNA VILLA YOICHI(サウナ ヴィラ 余市)
自然を堪能したい方

キャンプしたいけど横乗り道具で車にキャンプ道具が乗せられない方はグランピングを、お一人や少人数で荷物も乗せられる方はキャンプ場をご利用してみてください。
横乗りして、美味しいお酒とご飯と焚き火をしながら、満天の星が輝く星空を眺めながら就寝する贅沢なひと時を過ごせるでしょう。
▼余市のおすすめ「自然を堪能できるグランピング/キャンプ」
- 【グランピング】余市ヴィンヤードグランピング
- 【キャンプ】余市アウトドアパーク・ノボ
体験や出会いを求める方

余市以外でも珍しいエコロジカルな体験ができる宿泊施設があります。単純にエコに生きるということではなく、農業体験や自然教育、地域との連携を通じて、環境に優しいライフスタイルを実践・共有し合うことができる学び宿です。
国内外の旅行者だけではなく地域住民の方、年齢もバラバラな方が共存するコミュニティとなっています。自然ありきのスポーツである横乗りにも関連性のある体験型宿泊施設です。
▼余市のおすすめ「体験型宿泊施設」
横乗りのハブ拠点に最適な余市に【住む】

「私はサーフィンだけしたい、スノーボードだけしたい」など、ひとつの横乗りスポーツを楽しむ方や「車を所有せず横乗りライフを楽しみたい」と考えている方は、余市町以外のヨコノリタウンをおすすめします。
ですが、複数の横乗りスポーツをされる方にとって余市町は、希少なヨコノリタウンのひとつです。
春〜秋にかけて、サーフィンできないときはSUPを楽しみ、飽きたら場所を変えて積丹などほかのエリアに向かう楽しみもできます。冬になればキロロに毎週行くも良し、近郊エリアの雪が降ったスキー場をを目掛けて向かうも良しです。
お子さんがいるファミリーにとっても、余市町は子育てしやすい環境が年々整備されています。行政と住民による「子育てサポートセンター」を中心に、医療制度をはじめ、保育・教育、経済的な支援の拡充も図っている街です。
また、北海道の最大都市である札幌まで高速で約1時間の距離です。都会と離れた生活をしたいけど離れすぎないちょうど良い距離間であることも余市町のおすすめポイントです。遠さに躊躇せず必要に応じてサクッと札幌へ向かうこともできます。
横乗りと仕事の両立を目指せる余市で【働く】

横乗りと仕事の両立を目指せる余市町での働き方を紹介します。
- リモートワーク
- 余市はじめ、小樽など近郊エリアで就職
- 農業・漁業など一次産業
- 飲食店など新規創業
1. リモートワーク

今の時代、やっぱり外せないのがリモートワークです。ただ商談や会議、セミナーなど対面でお会いする必要性が高い場面がある方も多いでしょう。前述のとおり、札幌へのアクセスの良さはリモートと対面のハイブリッドな仕事を実現できます。
早朝や夕方のほか、仕事の合間にサクッとサーフィンやSUPができるワーケーションライフで仕事と横乗りの両立生活をお楽しみください。
2. 余市はじめ、小樽など近郊エリアで就職

余市町にもあらゆる業種・職種の求人がありますが、やはり都会と比べてしまうと選択肢は限られます。どうしても余市町で見つからない方は、小樽など近郊エリアまで広げて探してみることもおすすめです。
しかし、札幌への通常の通勤はおすすめできません。車で片道1時間かかり、冬は通行止めが発生するなど心身の疲労が溜まります。交通機関を使う場合は約2時間かかり、横乗りと仕事の両立はさらに難しくなるためおすすめしません。
札幌で探す方は、週1回などの出社程度で基本リモート勤務ができる企業を選択されることをおすすめします。
3. 農業・漁業など一次産業

一般農園やワイナリー、漁師の求人があるのは余市ならではのお仕事でしょう。一次産業に興味がある方は検討してみてください。
また、余市では「新規就農支援制度」があります。新規就農の検討から就農後の相談窓口を設置、技術やノウハウなど習得への研修、研修期間や就農後の助成など、始めるハードルを軽減する支援をしています。
新規就農支援制度の詳細はこちら
春〜秋は仕事に集中して冬はスノーボードと来期に向けた準備をする、スノーボーダーにとっては天職になりえる仕事かもしれません。
4. 飲食店など新規創業

余市町の観光客数は、コロナが収束した2023年度(令和5年度)「981,500人 ※1」となっています。コロナ前の2019年度(令和元年)「1,135,000人 ※2」に迫る回復を遂げています。
<参考情報>
※1 「令和5年度 後志総合振興局管内観光入込客数の概要」より参照
※2 「令和5~9年度 余市町観光振興計画」より参照
この回復傾向は単純にコロナが終わったからだけでなく、コロナ禍から現在に至るまでSUPツアーや飲食店、ホテルなど観光コンテンツが増え続けて、「遊んで、食べて、泊まれる」街へと進化し続けている証でしょう。
また、平成23年に道内初のワイン特区の認定を受けたことにより、小規模事業者によるワイナリーの起業のハードルが下がったことで、ワインに関連する飲食店やホテルなどの増加が増えています。その代表格として、2025年に美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」に掲載された「Yoichi LOOP」は、余市町の発展に大きく影響を与えているお店です。
余市町では、飲食店を含む新規創業を支援するための様々な制度が提供されています。
<主な支援制度>
- 空き店舗等活用支援事業補助金
- 特定創業支援事業
- 地産地消イベント開催支援補助金
- 来訪者受入環境整備事業補助金
- 創業支援ワンストップ相談窓口
美酒美食の街でありヨコノリタウンでもある余市町でチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。詳細を伺いたい方は下記ご連絡先へ。
<連絡先>
- 余市町 商工観光課 商工労政係 TEL 0135-21-2125
- 余市商工会議所 TEL 0135-23-2116
余市ヨコノリタウン【まとめ】

余市町自体では可能な横乗りに限りはあるものの近郊エリアへのアクセスが抜群なので、通年横乗りスポーツを楽しめる街です。飲食店など新店が絶えない余市町は、飽きない街へと進化し続けるでしょう。
特にサーフィンやSUP、スノーボードをする方は、日帰りなど短期の旅行のほか、中長期滞在して多拠点生活や移住もご検討してみてください。
となり町の小樽情報も知りたい方は、ヨコノリタウン小樽ページもご覧ください。
Writer この記事を書いた人
鈴木一弘(すーさん / かず) Kazuhiro Suzuki
ヨコノリタウン運営者|SURF歴20年|SNOW歴25年|SK8は特に下手くそ…|SUPフィッシングに挑戦中|2018年湘南藤沢から地元小樽へUターン|現在2児の父|ヨコノリと仕事と子育てを両立するために日々奮闘中!